サンクンリビングの家

サンクンリビングの家

分類:新築住宅
規模:32.8坪

ご夫婦の共通のご希望はリビングでプロジェクターで映画を楽しむ事でした。合わせて望まれていた『サンクンリビング』を中心に、家族のだんらんを形にした住まいです。サンクンリビングにできた段差に腰掛けたり、床に寝そべったり、続き間の畳コーナーでくつろいだり、ベンチに腰かけてダイニングと繋がったり、様々なシーンが繋がる、『家族がつながる楽しさ』を生み出す住まいとなりました。

この住まいを作るにあたって、当初はいくつかのハウスメーカー・工務店を回られた後で、設計事務所で家をつくる事の有意義さに納得頂きご依頼下さいました。
また、60軒近くの大規模な開発の新興住宅地にあるこの住まいは、土地選びからアドバイスさせて頂きました。当初はよくある「北入りで南に面する敷地や角地」を見られていましたが、そのような場所は3方隣家と接し、角も合わせると5軒に囲まれての生活になります。道路の向いもずらりと住宅が並びます。
 そんな中から、後ろは神社のある静かな場所、隣りは調整空地、向かい左手も調整空地が広がり風が通り抜ける、隣接するのは横1軒だけというプライバシーも配慮される今の土地をお勧め致しました。隣地と生活音を気にし合いながら窮屈に暮らすことの無い自由さは、何よりもの幸福感になるのではないでしょうか。

写真:富田愛子建築設計事務所